中間処理施設オリーブリーフ.Lの紹介
中間処理施設オリーブリーフ.Lの設備のご紹介です。
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リサイクルの流れおよび設備紹介

リサイクルの流れ
中間処理施設オリーブリーフ.Lのリサイクルの流れのご紹介です。
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混合廃棄物中間処理システム(トロンメル、比重選別機、手選別コンベアー)



廃棄物の選別技術は、廃棄物の有効活用から重要さを増してきています。
混合廃棄物中間処理システム(トロンメル、比重選別機、手選別コンベアー)は、混在している固形廃棄物から有効な成分を取り出すのに用いられます。
トロンメルは回転式選別機とも呼ばれ、回転する円筒ドラムの内部に処理物を供給して移動させ、回転力により撹拌、ほぐし効果を与えながら選別し、小粒物、中粒物は排出口側の側面から分離落下させます。
3cm以上の大粒物は、ドラム出口より排出され、ベルトコンベアーで手選別コンベアーに流れ、手作業により各種廃棄物に分別します。
3cm以下の小粒物、中粒物は、比重選別機により、不燃物の大きいもの、不燃物の小さいもの、可燃物、ダストに分別します。
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トロンメルで分別された3cm以上のものは、手選別コンベアーへ運ばれます。
手選別コンベアーでは手作業で分別作業を行い、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、非鉄、ゴムくずなどに分別します。
手選別コンベアーの最後方には「磁選機」があり、これで鉄くずを分別します。
手選別コンベアーで分別されたものはストックヤードに各分別項目ごとにストックされます。手選別や磁選機に拾われないもの(ビニールくず等、小さいもの)は再度トロンメルで選別されます。
分別されたものはリサイクル、焼却処分、最終処分されます。 |
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3センチ以下のものは比重選別機に運ばれますが、比重選別機の前に「磁選機」で鉄くずを分別します。
比重選別機では、可燃物(繊維くず、紙くず、木くず、廃プラスチック類)と、不燃物の大きいもの(石、がれき類、非鉄など)と、不燃物の小さいもの(砂など)と、ダスト(ほこり)に分別します。分別されたものはリサイクル、焼却処分、最終処分されます。
分別する際に周囲にダストが飛び散らないよう、粉じん対策をしています。

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二軸破砕機・ストックヤード

ツインモーター駆動の採用により各々のローター回転数を自由に設定変更することが可能になり、破砕効率が向上しました。
処理された破砕物は「磁選機」を通りコンベアにより、各々3方向のストックヤードに流れていきます。
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廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、混合くずを破砕していきます。 |
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破砕物は磁選機・コンベアを通ります。 |
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3方向のストックヤードに流れ、それぞれリサイクルされます。 |

二軸破砕機

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二軸破砕は多軸式とも呼ばれ、並行して設けられた回転軸相互の切断刃で被破砕物をせん断します。破砕の目的は、分離選別のための破砕、運搬・貯留のための破砕、焼却のための破砕、埋立のための破砕があります。
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廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くずを破砕していきます。 |
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紙のシュレッダーと同様で「はさみで切る」様に破砕するのが特徴です。 |
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二軸破砕をする時は、リサイクルできるもの、焼却処分するもの、最終処分するものの3つに分別してから破砕しています。 |

コンクリートクラッシャー

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コンクリートクラッシャーは圧縮破砕機ジョークラッシャーとも呼ばれ、可動破砕板と両側面の頬板で囲まれた逆三角形の破砕室を有し、主軸の偏心運動により前進後退の往復運動をし、圧縮破砕を行います。主にがれき類の破砕に用いられます。
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ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類に分別してから破砕していきます。 |
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硬質のものの破砕に適しています。 |
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再生骨材や再生路面材等にリサイクルされます。 |

廃蛍光管クラッシャー

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廃蛍光管を投入口から投入し口金は破砕しないでガラスだけを破砕します。(口金類・ガラスのリサイクル)水銀蒸気は、高性能活性炭で吸着処理し安全に適正処理ができます。(破砕作業場での空気口の水銀濃度は0.025mg/m3以下 労働安全衛生法に適合)蛍光粉(蛍光パウダー)はフィルターカートリッジBOX内に取り込まれ、外部委託により蛍光パウダーから水銀を蒸留します。
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ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、金属くず、廃プラスチック類(廃蛍光管等に限る)を破砕します。 |
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投入し口金は破砕しないでガラスだけを破砕します。 |
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ガラスはリサイクルされ、水銀蒸気は安全に適正処理され、外部委託により蛍光パウダーから水銀を蒸留しリサイクルされます。 |

石膏ボード粉砕機

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廃石膏ボードを紙と石膏に分離するシステムです。一次分離機において二軸の細断機から投入した石膏ボードを約100mm角程度に粗破砕します。二次分離機で更に叩き、すりつぶし、ボード塊を揉みほぐして石膏と紙に分離します。トロンメルで石膏と紙に分別します。石膏の粗度は3mm以下の石膏粉となります。
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ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず(石膏ボード)を粉砕していきます。 |
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石膏ボード粉砕機に石膏ボードが入れられ、粉砕機内のトロンメルで石膏(粉状)と紙に分別します。 |
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石膏粉(写真:右)は主に再生原材料となり、紙片(写真:左)は再生・焼却されます。(燃え殻も有効活用されます) |

切断機

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堅型切断機はギロチンとも呼ばれ、固定刃と油圧駆動により上下する可動刃で圧縮せん断破砕するもので、長尺もの等の切断をするのに適しています。
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主に廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず などのを切断していきます。 |
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長尺ものを切断するのに適しています。 |
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品目ごとに分別して切断し、リサイクルされます。 |

圧縮梱包機

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油圧の力を利用して圧縮し5本結束で細かな処理物も逃がさず結束するヨコ型プレスです。
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廃プラスチック類(石綿含有産業廃棄物を除く、水銀使用製品産業廃棄物を除く)・紙くず・繊維くずを圧縮します。 |
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油圧の力を利用して圧縮します。 |
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5本結束で結束し、リサイクルされます。 |

溶融

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電気ヒーター方式で発泡スチロール、スタイロホームを軟化脱泡する減容機です。破砕歯で発泡スチロールを破砕し、170℃前後で処理し、加圧して板状に成形します。
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廃プラスチック類(発泡スチロールのみ)を溶融していきます。 |
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発泡スチロールとスタイロホームに分別して溶融します。 |
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溶かし固められた棒は「インゴット」と呼ばれ、再生原材料としてリサイクルされます。 |

見学塔

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施設内の様子を見渡せる見学塔を設けています。
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粉じん対策

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粉じん対策として、浮遊粉じんの発生源に直接特殊ミストを噴霧することで粉塵の拡散を抑えます。
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雨水浸透池

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施設、敷地内に降った雨水を、油水分離槽を通して浸透池に排出します。
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トラックスケール

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施設に搬入された廃棄物の重量を計量します。電気抵抗線式はかり40,000kgを使用しています。
(計量証明事業 茨城県登録 第166号)
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受け入れヤード

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搬入された廃棄物を受け入れる場所です。
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ストックヤード

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処理された廃棄物をストックする場所です。
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お客様のご要望に合わせたプランをご提案させていただきますので、
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